皆さんは、わんちゃんにどんな食べ物を与えていますか?
多くの方が、ドッグフードと犬のおやつだと思います。
しかし、最近ではご愛犬に手作りご飯や手作りおやつを与えている方や、与えてみたいと思っている方も増えてきました。
そこで今回は、
今更聞けない!犬に食べさせて良いもの悪いもの
について、犬の食事療法インストラクター師範である私が、簡単に皆さんにお伝えしたいと思います。
よろしければ参考になさってください。

犬が食べてよいものといけないものって知ってる?
犬と人とは、同じ「哺乳類」というくくりではありますが、やはり体の構造や、消化機能、細胞などが違います。ですので、人が食べれるものでも犬にはNGというものがあります。
わんちゃんを飼う時に、どんなものを食べさせてはいけないのか、意外と聞くのを忘れてしまっていて、今更聞けないという方もいらっしゃるでしょう。
自分の愛犬に食べさせて良いもの悪いものを知らないなんて、恥ずかしいから聞けないという方ももしかしたら、おられるかもしれませんが、そんなことはありません。
逆に知らないで食べさせてしまって、最悪死亡してしまうということもありますので、もしわんちゃんが食べてはいけないものを知らなかったという場合は、これを機会に勉強してみて下さい。
犬が食べていいもの
まず、犬が食べて良いものからご説明します。
意外と食べられるものが多いので、みてみてください。
1.肉類・魚類
犬はもともと肉食ですし、人間よりもタンパク質を必要とします。
基本的にはどんなお肉やお魚を与えても構いませんが、肉も魚もアレルギーを発症する子もいますので、与えるのには注意してください。
また、生肉を与えることを推奨している方もおられますが、個人的には寄生虫などの観点から生のまま与えるのはあまりお勧めしません。特に子犬や老犬など、抵抗力が弱い状態の子にはおススメはいたしません。
なお、お魚もカルシウムが豊富ですので与えるのは良いのですが、同じく生では与えずに焼く・煮るなど火を通してから与えるのをおすすめいたします。骨には十分注意してください。
魚の場合は、手軽にツナの缶詰を与える方もいますが、犬に与えてはいけない調味料を使用している場合が多いので、ツナ缶は辞めておきましょう。
2.野菜類
野菜は繊維質を豊富に含んでおり、ビタミンなどの栄養素も豊富に含んでいますので、犬にとっても非常によい食材の一つです。
ただ、玉ねぎ、長ネギなどのネギ類は中毒を起こす場合がありますので、犬には絶対に与えてはいけません。
野菜を犬に与える際は、生のまま与えると下痢を起こす場合が多いので、みじん切りにして茹でたものをゆで汁ごと与えましょう。
結石が心配な方は、ほうれん草などは避けて下さい。あえて与える必要はありません。
果物は、ぶどうはやめたほうが良いでしょう。その他、イチゴ、桃などは、まれにアレルギーが出る場合がありますので、様子を見ながら与えましょう。
また、全ての子とは言いませんが、アボカドで中毒を起こす事例もあるようです。これもあえて与える必要は無いので、不安な方は与えるのをやめておきましょう。
3.穀物
米などの穀物も、特に与えて問題はありません。
ただし、小麦などに含まれるグルテンが気になる方は、手作りおやつを作る場合は米粉などで代用しましょう。
注意すべきなのは、カロリーです。穀物は糖分も多く含んでいますので、与えすぎには注意してください。
4.えび・かに等
エビやカニ、タコ、イカ、貝も消化ができないことがありますので、与えるのを辞めておきましょう。
犬が食べてはいけないもの
次は、気を付けなければいけない「食べさせてはいけない」食材です。
知らずに与えてしまうと、命にかかわることがありますので、十分注意してください。
1.食べてはいけない野菜・果物
犬が食べてはいけない野菜は、先ほどもお伝えしましたがネギ類です。
ネギ類は、中毒を起こす可能性がありますので、絶対に与えてはいけません。誤って食べてしまっても食べた量によっては死に至りますので、人間用に調理する際も十分注意しましょう。
2.チョコレート
人間用の菓子は、基本的に与えてはいけませんが、チョコレートやココアは犬にとっては大変危険な食材ですのでこれも注意してください。
よく、ワンちゃん用ケーキで一見チョコレートケーキの様に見えるものも販売されていますが、これにはキャロブパウダーという食材が使われています。キャロブパウダーは、キャロブ豆のことで、栄養価が高い食材ですので、わんちゃんにはおすすめです。
ですので、バレンタイン用にワンちゃん用ケーキを作られる際は、チョコレートではなくキャロブパウダーを使ってくださいね。
3.アルコール
犬にアルコールは大敵です。
たったひとなめしただけでも死ぬ場合がありますので、絶対に与えてはいけません。
犬は、甘味を好みますので、甘いお酒を誤って舐めてしまうこともあり、注意が必要です。
さらに、新型コロナウイルス感染拡大防止のために、手指をアルコール消毒する機会が増えましたが、アルコール消毒したばかりの飼い主さんの手指を愛犬が誤って舐めてしまい、死亡したという事故例も報告されています。注意してください。
なお、最近身体に良いとされ人気の、甘酒についてはノンアルコールのものであれば与えても構いません。犬に甘酒を与える場合は、ノンアルコール、無添加のものを選びましょう。
犬が食べないほうが良いものとは?
犬が食べて良いものといけないものをお伝えしてきましたが、最後に「あえて与えなくていいもの」をお伝えしましょう。
わんちゃんが、食べないほうがよいものは、砂糖などの甘味料です。
砂糖は、肥満の原因にもなりますし、虫歯にもなりやすくなります。わんちゃんは歯磨きが難しいので、糖分はできれば避けるほうが無難です。
ただ、記念日など年に数回であれば特に問題はありません。
それでも気になる方は、オリゴ糖を豊富に含む野菜由来の甜菜糖がおすすめです。