犬を迎えたら、やってみたいことの一つに「わんちゃんと一緒にカフェに行きたい」「一緒に出掛けたい」と考えている方が多いでしょう。
ところで、皆さんは犬連れでお出かけするのに、マナーがあるってご存じでしたか?
近年、ペットを飼育する方がますます増え、ペット連れでお出かけできる場所もずいぶん増えてきました。
しかし一方で、マナーを守らない方も多く、せっかく犬連れで入れていたお店も、わんちゃん連れが不可になってしまったお店も残念ながらございます。
ドッグカフェとして営業されているお店でも、もちろんマナーを守って利用しなければなりません。
そこで今回は、犬連れでお出かけする際に確認したい事、マナーとして知っておきたいことを10個ご紹介してみました。
犬連れでの楽しいお出かけ!マナーがあるって本当?
犬を連れてお出かけできる場所で、ドッグカフェが一番知られていますが、その他にも「テラス席なら可能」「一部の座席のみペット連れ可能」としているお店もあります。
このようなお店は、お店側のご好意でペット連れ可能にしてくださっているので、マナーをきちんと守って使わせて頂くべきですよね。
では、さっそく、知っておくべきマナーをご紹介しましょう。
1.ペット連れ可能かどうか確認する
先ほども少し述べましたが、以前はペット連れ可能であったお店も、もしかしたらペット連れ不可になっている可能性があります。
また、ペットを連れて入店したい場合は、お店側に事前に言っておくとお店の方も安心ですので、できるだけ予約をとっていくようにしましょう。
予約の際に、ペット連れであることを申告しておきます。
この時、犬種に制限があるかどうかも聞いておきましょう。
小型犬のみ可能としているお店も多いです。
2.頭数制限があるか確認する
上記のペット連れ可能かどうかを確認すると同時に、頭数に制限があるかも確認しておきましょう。
わんちゃんを多頭飼いしている方も多いですが、お店によっては1人につき2頭までなどと、頭数制限を設けているお店があります。
ペット連れ可能かどうか、犬種や頭数制限はないかなどをきちんと確認し、お店を予約する場合は、犬種と頭数を告げるようにしてください。
3.ペットカートでの入店可能かどうか確認する
お店によっては、店内が狭いのでペットカートでの入店を断っているお店もあります。
ペットカートで連れて行きたい場合は、カートでの入店は可能かどうかをきちんと確認しておく方が良いでしょう。
4.椅子に直接座らせない
ペット連れ可能のお店では、椅子にペットを座らせても良いというお店もあります。
ですが、いくら良いと言われても、椅子に直接座らせてはいけません。
必ず、カフェマットを持参するか、無い場合は未使用のペットシートを椅子に敷いて座らせましょう。
また、よくわんちゃんがテーブルに前足を乗せてしまっているのを見かけますが、これもマナー違反です。土足でテーブルに乗っているようなものですので、辞めさせましょう。
5.無駄吠えさせない
犬の無駄吠えは騒音以外何ものでもありません。
また、お店の立地によってはわんちゃんの鳴き声が、近所迷惑としてお店側にクレームが来てしまうこともあります。
犬は吠えるものと開き直るのではなく、マナーとして無駄吠えを辞めさせる、無駄吠えしてしまうわんちゃんは無駄吠えが直るまで同伴しないなど、飼い主さん側の配慮が必要です。
6.人間用の食器を使ってはいけない
ドッグカフェの場合は、わんちゃんが使える用のお水入れなどを準備してくれることがありますが、ペット同伴可能の店舗ではわんちゃんへのサービスはほとんどありません。
だからといって、人間用に出されたお水をコップのまま、わんちゃんに与えるということは絶対にしてはいけません。
不衛生ですし、それをみたペット連れでないお客様が不愉快な思いをされてしまいます。
犬連れでお出かけする場合は、折り畳み式の便利なお水入れが市販されていますので、そのようなグッズを必ず持参するようにしましょう。
7.人間用の食事を与えない
当然ですが、自分用に頼んだ食事を犬に与えてはいけません。
ドッグカフェなどでわんちゃんのメニューがある場合は、そちらを頼んで与えましょう。
ましてや、人間用のお皿から直接与えるなどはもってのほかです。
8.犬服を着せる
ペット連れで出かけて、お店や施設に入る場合は必ず洋服を着せるようにしましょう。
犬の毛の飛び散りを防ぐためです。
お店によっては、犬服やマナーバンド、マナーパンツ装着でないと入店できないというようにしているお店もあります。お店の決まりに従うのもマナーを守ることになります。
9.トイレは入店前に済ませる
お店に入る前には、必ずトイレは済ませておきましょう。
万一店内で排泄してしまったら、速やかに片づけて、お店の方にお詫びし、飼い主さん自身で処理を行います。
もしものときのためにも、トイレを済ませていたとしてもマナーバンドやパンツの装着はしておくのがベストです。
10.ペットが苦手なお客様もいることを配慮する
これは一番重要なことですが、ペット同伴可能としているお店では、ペットが苦手なお客様も来店されます。
そのような方々が不愉快にならないように、飼い主さんは配慮しなければなりません。
無駄吠えをさせない、排せつさせない、犬服を着せて毛が飛び散らないようにする、直接椅子に乗せないなど基本的なマナーを守って、お互いが楽しくお店を利用できるよう心がけましょう。
まとめ
今回は、犬連れで出かける際の基本的なマナーについてお伝えしました。
マナーを守って、気持ちよくお店を利用させていただけるように、お店側も、ペット同伴不可にしないで済むように飼い主としてできることをやっていきましょう。